塾のこと

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お誕生日会

母が米寿の年を迎えました。父より一つ長生きしました。 私の願いが叶いました。父が天国から見守ってくれているのかもしれません。 母は感極まって涙、涙。認知症でも感情はしっかり残っているという証拠です。以前も話しましたが、最近よくテレビで芸能人たちの奮闘記が放送されます。父が母が認知症になった、奈落の底に突き落とされた。しかし、最後まで介護することを決意した。バリアフリー化も自分自身の手でやるんだ!!映像を見て、その番組の出演者は拍手喝采。 すごい、偉い、感心だと。ずいぶん前に、ある大物俳優が父親を老人ホームに入れたことで、ものすごくバッシングを受けたことがあります。彼は、一言も記者たちに世間に対して口を開こうとしませんでした。テレビドラマでも老人ホームを姥捨て山のようなイメージで取り上げる脚本が以前は目立ちました。けれど、24時間そばについてあげることが出来ないとき、たった一人ぼっちで自宅に置いておくよりも栄養管理・体調管理を毎日してくれて、こんなに母が喜ぶつような毎日を与えてあげることがほんとの親孝行ではないかなと私は思います。フラダンスの男性は施設長です。はにかみながらも、場を盛り上...
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できる人

できる人、できない人最近になって、ようやくわかってきたことがる。本来ならもっと前にわかるべきだったのだけど。成績のいい人は興味関心があらゆる分野において、ある。例えば、カオスという言葉。正直私は意味が分からなかった。当然すぐ調べた。この、わからない? なんだろう? どういう意味だろう? と、考えだしたら、気になって仕方がない。だから調べる。意味は、「混とんとした。」ああ、納得。では、もし、これを成績下位の子に聞いたとしよう。すると、きっと、わかりませんで、終わりになると思う。だから、調べなさいと指示するとしよう。調べました。混とんという意味です、と、言うだろう。だがしかし、私は思う。では、そもそも、混とんと言う言葉の意味を分かっているのだろうかと。多分、知らないはずだ。そして、きっと、知らなくても構わないのだと思う。気にも留めないのだと思う。生徒の父親が今単身赴任で和歌山にいる。彼は、そういうわけで、和歌山のことに詳しい。地理や歴史において。その時彼の友人たちは、何を考えるだろうか?成績の良い子は、彼の話す和歌山のことに自然に耳を傾ける。下位の子は、我関せず。しばらく、授業を進め、和歌...
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絶対評価と相対評価

数年前からエアコンが入ったからと言う口実で、二学期が一週間前倒しで始まることになりました。誰でもわかるゆとり学習による弊害を取り戻すべく文科省は必死です。もともと、ゆとり教育にしたことがおかしい。学力は当然下がるのは目に見えている。また、人と比べるのではなく自分と比べる絶対評価が導入されて、通知表もおかしい結果が生まれてきています。中3にとって二学期の通知表は、とても大事。内申に影響を及ぼすからです。一学期低かった人は躍起になっていい点数を採るべく画策中。40点ほどの点数で体育4、80点で同じく4、70点で5、無茶苦茶です。要するに点数ではなく学習態度、あるいは、本人の頑張りが去年より見て取れたから?そんなもの、演技で何とでもなります。だから、私も演技指導に熱が入ります(笑)帽子は目深に被らない。また、浅すぎてもダメ。整列するときは、だらだらせず駆け足。廊下ですれ違う時は、挨拶をかかさず、にっこり笑う。いやだ、いやだと思いながらも教え込まねばなりません。先生に嫌われたらお終いです。通知表で仕返しされるからです。ある、公立高校の教頭先生が以前おっしゃったことがあります。通知表に2や1があ...
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東大生

最近現役の東大生とクイズで対決するTV番組が始まった。塾が休みの日に観ると、東大だからどうのこうのではなく一定の知識やひらめきが備わっていれば誰にでも解ける問題が多数あった。例えば、憲法第25条……そこまでアナウンサーが問題を読み上げたところで、東大生がボタンを押した。その段階で私も答えはすぐにわかった。憲法25条生存権についての条文だ。国民には「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」である。すると、聴衆やゲストが驚く。なんで、そんなこと知っているんだと。おいおい、何を言っているのと私は思う。義務教育中3公民で習ったでしょう。しかも、まじ、ここ点取り問題、絶対テストに出るところ。定期考査前には必ず暗記させる。つまり、東大生でなくても多分小6でも中3でもわかる。しかしながら、人間というものは、のど元過ぎれば熱さ忘れるという慣用句があるように、その瞬間瞬間では、しっかり学べていたものが大人になれば必要なくなるのですっかり忘れてしまうのだ。東大生あるいは、挑戦者たちが一般人と違うのはまさに温故知新。新しいこともどんどん吸収し、反面決して今までに得た知識をちゃらにしないこと。そして、日ごろか...
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置かれた場所に咲く

『置かれた場所に咲く』これは、ノートルダム清心女子大学渡辺和子先生の遺された言葉です。つい最近これを実感したことがありました。今年も3月に生徒は巣立ち、晴れて全員希望した高校に通うこととなりました。毎年卒業生は1学期の間は頻繁に訪れ近況報告。そのうち、段々と足は遠のき顔を見せなくなります。そして、また高3の夏くらいから今度は大学受験の勉強のために塾を自習室代わりに貸してくれと律儀にいくらかの室料を払いやって来るようになります。今年も同じパターン。高校は1学期から中間テストも実施されるので、新1年も多く自主勉に来ました。みんな高校は別なのでさながら同窓会のようです。彼らが中3の時も卒業生は土、日も自主勉に来ていて、今来るべきはあなたたちでしょう!! と私から言われていた彼らが、やはり高校になると、こうしてやってくる。家では集中できない。また、まだ、塾に行くには早いなどの理由もあり、古巣に帰ってくるのであります。テストが終わると、また、ぱったり来なくなります。私としては成績が気になります。そんなある日、一人のお母さまからメールが。写真が添付。開くと、お子さんの成績表が、そこには、ありました...
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しつけとは

最近塾の前の道に小さな自転車、ペダルなしだが、乗り捨てられている。塾の生徒曰くペダルなしなのは幼児が乗るものだとか。ある日その自転車に乗っている子を発見。黄色い帽子に黄色いカバーをつけたランドセル。一目で小1とわかる。しかも、帽子にランドセルのままだということは、一度も家に帰っていないことになる。「あなた、まず、一度家に帰って帽子をとってランドセルも置いてきてから、遊びなさい。だいいち、どうして家に置いておかないの?」「1階にしかないの」 自転車の置き場所のこと?「じゃあ、家の玄関の前まで持っていけば?」私の問いかけには返事せず、そのまま、乗り捨てて彼女は自分の家に帰っていった。案の定例のマンションだった。指定日以外のゴミ出し頻繁。明らかに風俗関係とわかる人たちの出入りも激しい。管理会社も匙を投げ何度も変わった。結局自然にそういう住人が集まってしまった。お母さんは働いているみたい。首からカギをぶら下げていた。お母さんが働いている家庭は確か学校帰りも学童クラブかなにかでしばらくは面倒を見てくれるはず。もともと、申し込まなかったのか、はたまた最初から、申し込まなかったのか。2日くらいは放置...
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丸天うどん?!

最近久しぶりに塾内で泣いてしまいました。それは、前学年の復習テスト。採点をしていて、涙が止まらなくなってしまったのです。「どうしたと?」「全部間違えとった?」不安そうにたたみかけて聞いてきます。そうじゃない。ほとんど正解していたので、あとからあとから涙があふれてきたのです。その子は、あっ!そうそう、このブログの表紙を飾っている、まさにこの男の子です。この生徒は小1でやってきました。早生まれの小1です。どれだけ、幼かったかわかるでしょう?  本来なら幼稚園の年長さんですよ。私の塾の卒業生で、既に社会人になっている人の親御さんからの紹介でやってきました。学校の成績がなかなか伸びない。担任の先生からも心配の声がと。でも、まだまだこれからですよ。少しやんちゃそうですが、大丈夫ですとお預かりしました。言葉のキャッチボールはできるし、とんちもきくし、決して知能が低いお子さんとは最初から思いませんでした。けれど、とにかく気分屋、気持ちが乗らないと、てこでも動かない。泣き叫ぶ。塾から脱走する。  テストの時は抱っこして最初はさせました。帰る時はおんぶして階下におろしました。でも、この子は大器晩成型だと...
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桜咲く!!

公立高校の合格発表です。今年は3名が一般受験。筑紫中央高校 1名 柏陵高校 2名無事に合格。ほっとしたところです。柏陵高校の二人は順当。筑紫中央の生徒は正直心配でした。どうしても模擬試験ではA判定はおろか、BやCで、私も親御さんもワンランク落とすように勧めました。本人が行きたいことは重々承知。けれど、お兄さんも今年の春から東京の大学に進学。金銭面で、かなり大変だとか。私立も特進コースに合格しているし、どちらに転んでもいいわけですが、そういう事情から最後の最後まで親御さんも悩まれました。けれど、彼女の意志は固かった。見事合格の一報。 私もお母さんも泣いてしまいました。その後本人からも電話。聞けば、自分より成績の良い人が不合格だったと。その合否の分かれ目はいったい何だったのか。多分内申書です。彼女は十分すぎる内申点でした。不合格の子は低かったらしいです。内申点って、どうだろう? そもそも、内申重視になったのは、本番で日ごろの実力がだせないままに終わる場合もある。つまり、今回のように普段の成績はいいのに思うように力が出せない子のために設けられたのです。そして、主要5教科だけではなく、副教科・...
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個別授業主体に戻ります。

昨年度中3は一斉授業を多く取り入れて、より高みを目指す塾に生まれ変わる予定でした。しかしながら、やはり、どうしても一斉授業は難しかった・・・掛かりつけのお医者さんのところに夏期講習時期や受験間際に胃薬を毎回貰いに行く話は度々したと思います。その先生が「成績のいい子は小川さんのところには来ない。もっと、大手の有名な塾に行くよ。だから、心労から来る胃痛はなかなか治らないかも」と、おっしゃいました。一瞬あれ?生徒にも私にも失礼なこと言ってる?と思いましたが、そうではありませんでした。「他の塾で成績が伸びなかった人が塾を変わって、別の塾へと言うよりは、小川さんを頼ってくるとよ。小川さんに何とかしてもらいたいと、藁をも掴む気持ちで来るとよ。だから、仕方ないよな、頼ってくるんだから」と、付け加えられました。ある意味目から鱗。 そうだよな、今までだってそうだった。みんな色々な塾に行ってもだめで、駆け込み寺のような感じでプロゼミにやってきていたな。原点に戻るべきだと思い知らされました。私のような個人塾に課せられた使命は、やはりそういうところにあるのだと。昨年度もそういうわけで、個別を主にやりました。そ...
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英検会場にて

プログレスゼミナールでは、小6の生徒には英検5級の受験をさせています。小さいお子さんで得意げにネイティブスピーカーのようにきれいな発音で会話をする子もいますが、残念ながら現在の日本の教育では何の役にもたちません。文科省が大きく方向転換しない限り、中学に上がれば、ペーパーテストの点数のみでしか、成績の良しあしは判断されません。そういうわけで、私は必ず受験させます。日本の教育は首をかしげたくなることが多々あります。中1では、英語も、もちろん習いますが、ローマ字も習います。えっ、小学校でしょ?ローマ字は!と思っていらっしゃる方もいるでしょう。確かに習います。 けれど、これまた、何の役にも立たないのです。なぜなら、小学校とは違いヘボン式になるので、ToukyouではなくTokyo.Susiではなくsushi. ですから、下手したら自分の名前が書けない人もでてきます。塩田は、siotaではなくshiotaですからね。色々とほんとにこんがらがってしまいます。なんの中学準備もせずに四月を迎えたら。さて、題名の英検会場についての話を進めます。会場には、さまざまな人がいます。幼稚園児くらいの子もいれば、...