2016-03

介護のこと

認知症事故家族免責

私は学習塾を経営しています。今年度から偏差値60以上の高校に全員合格を目指すべく一斉授業もとりいれます!!と強い決意もブログTOPに書いています。 しかしながら、塾の記事かと思いきや、介護のことなど書いてあると違和感を持つ人も多いでしょう。 けれど、このことに関しては、このブログを立ち上げる時も説明したと思いますが、私も仕事を抱えながらたった一人で認知症の両親を在宅介護した経験があります。とても大変だったのは間違いありません。そして、高校の先生方が塾訪問された時もお互いの介護の話、あるいは、メールでもその話。保護者とも生徒さんの話をしていても、いつの間にか介護の話。塾を卒業した後も、頻繁に認知症のお母さまのことで電話をかけてこられる方もいます。 ここで、不思議なことに気づかれませんか?なぜ、私に相談するの?私は身内ではない。赤の他人。それなのにどうしてかわかりますか? それは、当事者でしか、介護の大変さを理解することが出来ないからです。たった数時間でさえ介護経験もない身内より、本当に経験した人に相談したり、愚痴を言った方が心が晴れるからです。 正直私が介護している時は周りに相談できるよ...
塾のこと

はなまるけいおう

皆さんは「ビリギャル」当然知っていますよね?映画化もされましたし。 内容は、偏差値がとても低い女子高生が塾に通い見事慶応大学に合格するという、まさに痛快な夢のような、奇跡のような話。しかも、実話です。世のお母さま方はもしかしたら、うちの子供も一発逆転狙えるかもしれない、受験生本人達も私もその女子高校生が行った塾に行けば慶応入れるかも?!と思った人も少なくないはず。 でも、果たして本当に奇跡だろうか?必死で勉強しているのに偏差値が低いのならともかく、たぶん元々頭はいいけれど、急にやる気を無くして、結果、何も勉強せずにいただけではないかしら? よくよく、聞いてみると彼女はそれこそ、偏差値60位の私立中高一貫の学校を受験をしています。高校よりも中学受験の方がはるかに難しい。小学校で習う内容は受験に出ないので多分この時も進学塾に通っていたはずです。そして、ものの見事に合格しています。また、彼女が受験した慶応の学科は小論文と英語か日本史でよく、しかも、英語は辞書持ち込み可だったらしい。よって、高校受験とは違いとにかく英語に特化した受験勉強を必死でやれば、そこそこ学力のあった彼女にとっては、とても...