置かれた場所に咲く
『置かれた場所に咲く』 これは、ノートルダム清心女子大学渡辺和子先生の遺された言葉です。 つい最近これを実感したことがありました。 今年も3月に生徒は巣立ち、晴れて全員希望した高校に通うこととなりました。 毎年卒業生は1学期の間は頻繁に訪れ近況報告。 そのうち、段々と足は遠のき顔を見せなくなります。そして、また高3の夏くらいから今度は大学受験の勉強のために塾を自習室代わりに貸してくれと律儀にいくらかの室料を払いやって来るようになります。 今年も同じパターン。高校は1学期から中間テストも実施されるので、新1年も多く自主勉に来ました。みんな高校は別なのでさながら同窓会のようです。彼らが中3の時も卒業生は土、日も自主勉に来ていて、今来るべきはあなたたちでしょう!! と私から言われていた彼らが、やはり高校になると、こうしてやってくる。家では集中できない。また、まだ、塾に行くには早いなどの理由もあり、古巣に帰ってくるのであります。 テストが終わると、また、ぱったり来なくなります。 私としては成績が気になります。 そんなある日、一人のお母さまからメールが。写真が添付。 開くと、お子さんの成績表が、...