塾のこと、介護のこと。

プログレスゼミナール

365個の命

 


今年もあとわずか。
一年365日。

最近というか相変わらずいじめによる自殺が後を絶ちません。
目立ってきたのがいわゆる原発いじめ。
震災のあと、福島からやってきた転校生に、放射能だのばい菌など、あるいは、賠償金せしめたんだろうとか、心無い言葉を発するいじめが増えているとのこと。
しかも、低学年で賠償金などの言葉がでるらしいので、家庭でいじめている親御さんがそういう話をしているのかもしれません。
また、ばい菌呼ばわりされてつらいと担任に再三再四悩みを打ち明けたのに、こともあろうにその担任まで、その児童の名前にきんをつけて呼んでいたそうです。
しかも、そのことについて周囲からバッシングを受けることで精神的に追い詰められ心のケアが必要だと学校関係者が言っているというから、驚きです。
児童は、まさにそういう思いをしたのですよ。苦しんだのですよ。それを、あなたは気づかなかったのですかと言いたいです。
学力の偏差値は高くても心の偏差値が低かったのでしょう。

しかしながら、子供はいじめだけではなく、傷つくことがほかにもたくさんあります。
親子関係・部活での先生や仲間たちとの関係、そして、私の塾に来ている生徒は私からの叱咤激励というには、あまりにもひどすぎる、おこごと(;´・ω・)

161309そんな折一人の生徒が編み出した必殺技が365個の命です。彼女がいうには、自分は命を365個持っていると考えるようにしている。
例えば、私からこっぴどく叱られると、
死んだあ( ;∀;)断崖絶壁からころころと谷底に命が転がり落ちてしまうとか。
けれど、たまあに途中の木の枝に引っかかりよじ登っていくこともできるらしい。
そんなこんなで、360個くらいになることもあれば、無事奇跡の生還を果たして、また365個になることもあるのだそうです。

ですから、時折私は聞きます。
「今いくつ?」と。
「えっとね、昨日死んだけど、今朝よみがえったけん362個」と、彼女。

よく、自分の身に起きたあまりにも辛い出来事を忘れるためにまるっきり記憶をなくしたり、あるいは、記憶を自分の都合の良いように捻じ曲げるという、本能ともいえる、防御反応を人間は生まれながらにして、持っていると、言われます。

その考え方に彼女の365個の命は似ています。
彼女なりに自分の心の安定をはかるために生み出した最強の技なのでしょう( ´艸`)

確かにいじめは、あってはならない。
けれど、もしいじめられた時、すぐ自殺してしまおうと思わずに365個の命のうち300個は、一度に死んでしまった。
だけど、あと65個は残っている。あるいは、364個死んだとしてもあと1個残っているし、1個ずつ復活するかもしれないと思うようにしたら、少しは心が楽になるかもしれません。
当事者でないのに簡単にいうなと思われるかもしれません。
けれど、私も、随分つらい目にあってきました。先生からもいじめられてきました。
でも、それ以外にも、また、いじめと思っていなかったのですが、あるエピソードを話したら、先生、それ、いじめよと生徒に言われました。へえ、いじめだったんだ。今思えば、そうかなと思わない私は、鈍感かな?
机の中にクワガタが入っていて、「ぎゃあ!!」と叫んだのですが、いじめられていたのかな?

病は気からに、少し似ていますが、彼女のようにどうにかしてなすすべを見つけ出し、いじめ地獄から抜け出してほしいと思います。
あなたは決してひとりではありません!!

プロゼミ 小川

 

この記事に関連する記事一覧