2018-10

塾のこと

パワハラと動物園

最近パワハラのニュースが後を絶たない。 知り合いの塾の先生が、自分達も気をつけておかないと、いつ訴えられるかわからんよと、冗談交じりに言っていた。 よく、コメンテーターがこう言う。 「昔は良かったけれど、今、それをやったらアウトだ」と。 そのコメントはおかしくないかと、私はいつも思う。 昔だろうが今だろうがダメなものはダメ。それを踏まえたうえで最近の事例を考えてみる。 ここまで書くとさぞかしパワハラへの非難の意見のオンパレードと思う人もいるかもしれないけれど、その逆。 例えば、「俺に挨拶もなかった」と言われた。普通何かの団体に所属していて、そこの長たる人がいれば、まず一番に挨拶をするのは当然、すべきである。威圧的に言ったかどうかとか、人により方言やアクセントの違いもあるだろうから、いちいちあげつらう必要はないと、私は思う。 私は生徒に対しかなり強くものを言う。泣いた人も多数。でも、間違ったことは絶対言っていないし、優しい言葉で諭すように言っても一向に悔い改めないから強い口調になる。 そもそも、社会に出れば、色々な人間に出会う。 社会に出るまでは蝶よ花よと育てられ、周囲にも穏やかで優しい...