塾のこと、介護のこと。

プログレスゼミナール

個別授業主体に戻ります。

 

昨年度中3は一斉授業を多く取り入れて、より高みを目指す塾に生まれ変わる予定でした。
しかしながら、やはり、どうしても一斉授業は難しかった・・・
掛かりつけのお医者さんのところに夏期講習時期や受験間際に胃薬を毎回貰いに行く話は度々したと思います。その先生が「成績のいい子は小川さんのところには来ない。もっと、大手の有名な塾に行くよ。だから、心労から来る胃痛はなかなか治らないかも」と、おっしゃいました。一瞬あれ?生徒にも私にも失礼なこと言ってる?と思いましたが、そうではありませんでした。「他の塾で成績が伸びなかった人が塾を変わって、別の塾へと言うよりは、小川さんを頼ってくるとよ。小川さんに何とかしてもらいたいと、藁をも掴む気持ちで来るとよ。だから、仕方ないよな、頼ってくるんだから」と、付け加えられました。
ある意味目から鱗。 そうだよな、今までだってそうだった。みんな色々な塾に行ってもだめで、駆け込み寺のような感じでプロゼミにやってきていたな。原点に戻るべきだと思い知らされました。私のような個人塾に課せられた使命は、やはりそういうところにあるのだと。
昨年度もそういうわけで、個別を主にやりました。そして、最初は無理だと学校の先生にも言われていた志望校にも合格しました。それこそ、大手塾のような偏差値がすこぶる高い高校へ合格する人はいませんでしたが、みんな頑張りました。
褒めてあげたいと思います。みんなの喜ぶ顔を見るために、また気持ち新たに頑張ります。

プロゼミ 小川

170227

英検会場にて

 

fotolia_92281320プログレスゼミナールでは、小6の生徒には英検5級の受験をさせています。
小さいお子さんで得意げにネイティブスピーカーのようにきれいな発音で会話をする子もいますが、残念ながら現在の日本の教育では何の役にもたちません。
文科省が大きく方向転換しない限り、中学に上がれば、ペーパーテストの点数のみでしか、成績の良しあしは判断されません。
そういうわけで、私は必ず受験させます。
日本の教育は首をかしげたくなることが多々あります。中1では、英語も、もちろん習いますが、ローマ字も習います。
えっ、小学校でしょ?ローマ字は!と思っていらっしゃる方もいるでしょう。確かに習います。 けれど、これまた、何の役にも立たないのです。
なぜなら、小学校とは違いヘボン式になるので、ToukyouではなくTokyo.
Susiではなくsushi. ですから、下手したら自分の名前が書けない人もでてきます。
塩田は、siotaではなくshiotaですからね。
色々とほんとにこんがらがってしまいます。なんの中学準備もせずに四月を迎えたら。

さて、題名の英検会場についての話を進めます。
会場には、さまざまな人がいます。幼稚園児くらいの子もいれば、中高生もいる。
テストはマークシート方式ですから、英文さえ読めて聞くことが出来れば、まだ漢字をしっかり習っていなくても、できます。
ただ、気を付けないといけないのは、解答欄ではなく、住所・氏名などを書く方の欄。
生年月日などは記入後それをまたマークシートでも塗りつぶす。
また、自宅の電話番号を知らない子供も多い。今どきは📳しかも登録していたら番号を打ち込む必要もない。
だから、私は必ずその練習、つまり、マークシートの塗りつぶし方まで必ず事前に指導します。英検からのはがきにも小さなお子様には必ず前もって教えておいてくださいと書かれています。
ところが、やはり毎年わからない子がいるんです。
職業柄なのでしょうが、記入時間になると私はいつも周囲を見回します。そして、困っていそうな子を見つけると、生徒に「ちょっと、書きよき。先生、あの人が困っているみたいやけん、行ってくるけん」と言いおいて、はせ参じます、悩める子のところへ!!
「どうしたの?わからないところがあるの?」と、とても我が生徒の前では出したこともない、それはそれは、優しい声で肩を抱きます。本人は不安で不安でしようがないから、強い口調ではだめなんです。
声をかけられた子は、こっくりと頷いて、そして、私からやり方を聞きつつ記入していきました。生年月日は平成何年か?うちの生徒と学年違うので咄嗟に出てこない。前の席の子がしっかりしてそうだけど、3年とにらんだ。
「あなた、何年生?」 「三年です!」ラッキー。同じ学年。その子の記入したところを見せてもらい、塗りつぶさせる。次に自宅電話番号。
あちゃあ、知らないんだって。  もう、親御さん、頼みますよって、感じ。
すると、その子が後ろを振り向いた。「あ、あの、人、お兄ちゃん・・・」
はあん?隣に座っていてやれよ、席は決まってないんだから。しかも、真後ろではなく一つ机を飛ばしてなぜ座る?
「あなた、お兄ちゃんなの?」 「はい」 「電話番号は?」 「・・・」
まさか、君も知らんのかい?
「家のでいいんですか」 自宅って書いてあるだろうが!と言いたいのを必死でこらえる。
「そうよ」とにこにこ笑って答える私は偉すぎる。
で、まあ、そんなこんなで事なきを得た私は、ほっぽらかしていた生徒のもとに戻り、「じゃあ、がんばってね」と声をかけ、会場を後に致しました。

けれど、ふと、思いました。困っている人を救済するのは、果たして私の役目?
会場にいる運営者は何しているの?たぶん、その大学のアルバイト生だとは思う。
注意事項をアナウンスするときもマスクをつけたままで、聞き取りにくかった。
そのあと、机の上に不要なものを置いていないかを見て回っていたけれど、つまりは、マニュアル通りにマニュアル以外のこともせず、ただ、いる、だけ。
無表情。よく、若者が、ゆとり世代だとか、今の若いものだとか言ってほしくない。
おっさんやおばさんの方がよっぽど礼儀知らずだよとか、わかっちゃいないよとか言っていますが、やはり、このようなことが毎回だと、無責任かなと。
言われたことしかやらないという受け身な態度も頂けないなと、思ってしまいました。
人への気配りを大切にするように、私の生徒にはくれぐれも言っていますが、果たして守り続けてくれるかしら?と、たまに心配にはなりますが・・・

プロゼミ 小川