塾のこと、介護のこと。

プログレスゼミナール

家庭のあり方

 

最近電車の中で2通りの親子連れに遭遇しました。
ある4人連れの家族。まず、子供2人が座席に座り、両親はその前に立ちました。
そして、一言の会話もなく、家族全員がスマホを取り出し、各自一心不乱にゲームと格闘。
両親は立ったままですよ。目的地に着くまでずっとです。
正直うんざりしました。もっと、何か会話をしたらいいのではないかしらと思いました。

次の日。父親と息子さんの二人連れ。現在西鉄が実施している謎解きトレインに参加中のようでした。あらかじめ購入したキッドを使いヒントが隠されている駅に降り立ち難問を解決していく内容です。
息子さんの方が一生懸命考えて、次の駅は「二日市だ!!」と叫びました。お父さんの方は先に問題を解いていたようでしたが決して教えることなく本人が解くまで待っていたようでした。ようやくできたか?でもよくがんばった!とお父さんの心の中の声が聞こえてきました。

家庭環境はさまざまです。どちらがいいか悪いかと、早計にいえません。
けれど、私は後者の方がいい家族のように感じられます。

また、朝食をきちんと用意する家庭とそうでない家庭があります。
昔は朝食は必ず摂りなさいといわれていましたが、今は色々な意見が出てきて無理をして朝食をとる必要はない。一日1食で良いという医者も出てきています。
けれど、児童へのアンケートで、朝食を抜く子は、やはり学力が低い。落ち着きがない。感情のコントロールができないなど、たくさんの問題点が出てきていることは否めません。
ですから、やはり、成長期の子供にとって朝食はなくてはならないものなのではないでしょうか?
最近は共稼ぎの家庭が増えているので、お母さんの負担は相当なものがあると思います。
コンビニのおにぎりやパン・惣菜などは添加物が多く危険という話もよく聞きます。
けれど、それでも、私はコンビニの🍙1個でもあったほうがいいと思う。あるいは、バナナ1本でも食べさせてあげるべきだと思います。

私が子供の頃を振り返ってみると、貧しいながらも母親は栄養を考えながら色々献立を考えてくれていたような気がします。
おやつも、露地ものが多かったせいか、トマトやジャガイモなどもおやつになっていました。トマトには塩をふりかけ、じゃがいもはふかして、バターを塗って・・・
今はどうでしょう?いわゆるジャンクフードばかり。食事もレトルトばかりに頼っている主婦も多いようです。 ほんとに今は生活のために働くお母さんも増え、残念ながら手の込んだ料理を作ることもままならないのが実情です。そして、親子間の会話がないことも問題です。作りたくてもその時間がありませんものね。

プログレスに来る生徒もほとんどの家庭が共稼ぎということもあり、学校から家に帰ってもお母さんはいません。
結果、「先生!ここ、ケガした!」「先生、頭痛い」「先生、今日○○君に叩かれた」等々、学校で起きたことや、体調に関してひとしきり話した後にようやく勉強に取り掛かるという感じです。
けれど、お母さん方も決して遊んでいるわけではありません。
ですから、生徒たちにはお父さん、お母さんに感謝することを忘れないように言い聞かせたうえで、会話がない分身に着けることのできない、ことわざや慣用句などをふんだんに使って会話したり、あるいは、時事問題などについても話すようにしています。
家庭のあり方ひとつで、子供たちの将来は変わってきますが、コミュニティーのあり方でもおおいに変わってきます。
一人一人の子供に我が子のような気持で我々周りの大人も接していくことが大切です。
子供は日本の宝です。大切に育んでいきたいですね。

プロゼミ 小川