2016-08

塾のこと

生前退位

天皇陛下の生前退位に対するお考えをお聞きして、とても感銘を受けたのと同時に、私自身恥ずかしい思いを感じました。 それは、陛下が全身全霊をかけ、国民と接しておられるとのお言葉。 私は、果たして、この仕事に携わっていて生徒たちに全身全霊をかけ接しているだろうか? 28年前塾を始めたような時の思いが、果たして今でも残っているだろうか? 塾を始める前にはほかの仕事をしていたので、自分自身の学力は、かなり落ちていました。 中学校の勉強になると、それが顕著でした。 毎晩のように私自身が勉強しないと、勘は取り戻せませんでした。 また、私立高校も今のように誰でも入れることもなくある程度の偏差値確保を目指し必死で指導したものです。 しかし、昨今は少子高齢化に伴い私立も青色吐息。生徒集めに躍起です。昔なら不合格間違いなしの点数でもすっと入れるようになりました。 そうなると、こちらもそこまで必死になりません。どこかには入るだろうなんて軽い気持ちになりがちです。また、小学生の指導にあたっても、マンネリ化しているのも否めません。 そんな時ご高齢にもかかわらず激務続きの陛下の、このお言葉。 しかも、生前退位は、自...