2015-11

介護のこと

父の入院

父は穏やかな性格でしたので母のように認知症になっても、暴力的ではありませんでした。けれど、自分が年を老いていることは理解できないようで、若いころと同じことをします。いわゆる年寄りの冷や水です。 一人では、とても運びきれないベッドを2階に上げると言い張ったり高い壁を塗り替えると言って、よろよろしながら脚立に乗ったり。 どういう訳か、電車を買ってくるとか言い出してふらふらしながら自転車に乗り、あげくのはて転倒したり。 そんなこんなで、毎日が危なっかしくてみていられません。父にもリスパダールを処方してもらいました。けれど、母が入院していた病院では、老人という事もあり、とても、量を少なく回数も本当に頓服的に興奮時にと処方されていたのに、父を近くの心療内科に連れて行ったら、倍ぐらいの量を平気で出されました。怖かったけれど、そうでもしないと、何をしでかすかわからない父です。おとなしくさせたほうが得策と、飲ませ続けました。 けれど、やはり、日を追うごとに父は母よりも廃人のようになりました。 周りは扱いやすいけれども、これでは、生きるしかばね状態です。思い切ってやめました。けれど、パーキンソン病のよう...